百式中止について

 O-News初の主催大会となるはずだった百式は幻に終わった。しかし大会中止時の連絡通知手段の不徹底さにより、会場には約60人もの参加者が訪れた。

 降水確率はずっと70%ほどで推移しており、当日の雨は十分に予想の範囲内だった。一部で雪が降るかもしれないとの情報もあった。が、しかしここまでの積雪は予想を超えていた。当日朝に目覚め、会場に着くまでも積雪のある地区、まったく積雪の見られない地区を通った。その間に参加者からの開催についての問い合わせとともに各地の状況が知らされた。埼玉ではけっこう積もっている。千葉からはけっこうヤバい。栃木からは危険かも…。

 会場まであと15分くらいのところで、再び景色が一変した。すっかり雪景色だった。そして現在進行形で降り続いていた。一面真っ白になっていた会場に降り立ち、大会中止を選択した。

 私自身も雪の中のオリエンテーリングは経験がある。もっとはっきりと振り続ける中でのレースや、膝まで埋まるような雪のなかを掻き分けながら進んだこともある。だが、今回のレースは100コントロールの長丁場のレース。トップでも3時間ほどのレースだろうと予想されていた。参加者はトップだけではなく、10代前半の者から高齢者まで様々。省力運営で進めてきたこともあり、すべての参加者の安全を確保することは難しいと判断。夕方まで降り続いた雪を見て、この判断は間違っていなかったと思っている。

 しかし、荒天中止時の連絡手段について考えていなかったことがよくなかった。問い合わせ先に連絡をもらえた方には中止の旨を伝えたが、ほかに手段を確保していなかった。そのあたりは想定範囲の狭さ、甘さがあったように思う。

 中止を知らされないままに会場まで来た参加者は60名にものぼった。なんとか山に入れないか、との希望もあり、まだ安全が確保できる公園内のみを開放した。前日すでに9割方の設置は終えており、公園内だけでも20のコントロールが設置されていた。そのコントロールを使ってのミニレースとなった。その間に参加者の協力ももらいながら公園外のコントロール撤収を行った。

 公園内のミニレースといっても、後に距離を測ると3.73kmあり、ミドルOを行ったようなものだった。スーパーロングのレースをしにきたら中止になって公園内だけ、スプリントかと思って走ったらミドル並だったという不思議なイベントになってしまった。

 当初は練習会以上大会以下のお気楽かつちょっとおかしなイベントを考えていた。目標参加者数は100人だった。それが200人以上の参加エントリーをいただいた。そこにはこのレースやO-Newsに対する期待を感じられずにはいられなかった。今回はこのような残念な結果になってしまったが、次の機会は、いつか必ず作ろうと思う。「次」が再び百式になるのか、それともほかのイベントになるのかわからないが、期待してほしい。

なお、幻となった百式コースは↓のとおり。
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幻の百式(571KB)

 ミニレースのラップ解析は↓から。(zip圧縮されています。)
http://www.o-news.net/100shiki/100shiki.zip

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